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独自の進化を遂げたユーモラスな土人形
「猫に蛸」に代表される一風変わった作風と多彩なデザインで人気を集める「相良人形」。仙台の「堤人形」、花巻の「花巻人形」とならび、東北三大土人形の一つに数えられる「相良人形」は、米沢藩の御用窯の「成島窯」を築いた相良清左衛門厚忠が人形制作を始めたのが始まりです。昭和42(1967)年に相良家10代目(人形づくり7代目)が復興し、現在は8代目が技術を受け継ぎ、人形の制作を続けています。
相良人形はほかの土人形に比べ、小さな作品が多く、特徴的な三角目、ユーモラスな物語風のテーマが魅力。なかでも猫に蛸が絡みついた「猫に蛸」は、そのユニークな姿から現代の作品かと思われがちですが、江戸時代より続く伝統です。形にとらわれないその作風は現在も継承され、左右の目の色が異なるオッドアイの「猫に蛸」など、様々な姿で楽しませてくれます。
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