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角館のみで作られる伝統の技術を新たな装いに
黒板塀に囲まれた武家屋敷が建ち並び、「みちのくの小京都」として親しまれる角館町。歴史情緒あふれる角館で作られる「樺細工」は全国でも、角館のみに受け継がれている工芸品です。今から約200年前の天明年間(てんめいねんかん)に、佐竹北家の城主の手厚い保護のもと、武士の手内職として始められました。その語源は「万葉集」の中で山桜を“かには”と表現したものが、後に“かば”となったといわれています。
山桜の樹皮の独特な光沢を活かした奥深い色合いは芸術性も高く、主に茶筒(写真右)や茶櫃(ちゃびつ)などのお茶道具に用いられています。現在はその木目の美しさからブローチやタイピンなどのアクセサリーや名刺入れ、ボールペンなど、様々な製品が作られるようになりました。また、山桜の樹皮だけではなく、カエデやサクラ、クルミなど、色とりどりの木地を組み合わせたシリーズ(写真左)も誕生し、そのデザイン性の高さから海外での評価も高く、紅茶の茶葉やコーヒー豆の保存容器など、ライフスタイルを問わずに愛用されています
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