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幸せを呼び込む素朴な鳩笛
コロンと丸みのある色鮮やかな鳩笛が有名な弘前市の郷土玩具「下川原焼土人形(したかわらやきつちにんぎょう)」。江戸時代後期に初代高谷金蔵が九州筑前で陶器製陶の技術を学び、弘前の地で本窯を築いたのが始まりです。主に日用雑器が作られていましたが、粘土が凍ってしまう冬期間の仕事として鳩笛や土人形が作られるようになりました。現在は1人の職人さんのみがその歴史を受け継いでいます。
愛嬌のある絵付けが施された土人形は、信楽粘土(しがらきねんど)などをベースにした素朴な風合いで、「鳩笛」や「内裏雛」、干支人形などの土人形のほか、津軽地方の生活習慣を描写した人形笛など、土地風俗を感じさせる郷土の魅力があふれます。表情豊かな人形たちはおみやげにもぴったりで、人形笛の「ホーホー」とやわらかな音色が穏やかなひとときを与えてくれそうです。
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